- 19.11.28
白い装束
毎月、月一のペースで開催されている『明治神宮 有職故実研究会』。本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)に本拠を置く『衣紋道 東京道場』(荘司礼子 会長/本学校長)が主催して11月18 日(月)に行われた講習会は6回の開講を数え、“帛御服と御斎服”と題し、“大嘗祭の天皇陛下の御儀服”の解説を『有職文化研究所』の仙石宗久 代表よりご教授いただきました。
この講義、先日行われた『大嘗祭』(だいじょうさい)に因んだもので、その際に天皇陛下が着用された“帛御服”(はくのごふく)と、同じ白装束でこれも天皇陛下が着用される“斎服”(神職のための神事専用服)の“御斎服”(ごさいふく)が説明されておりました。ただ、『大嘗祭』の内容については“秘事中の秘事”だそうで、まさに“神のみぞ知る”世界。解説したくとも出来ないのだそうでありました。
人が“神”と対峙する時に“白”の装束を身に着けるのは、洋の東西を問わないようで、先日来日されたフランシスコ教皇も、東京ドームで5万人を集めた“ミサ”の際に“白い装束”を着用されていたようでありました。
この“白”という色、色の“三原色”(RGB/R=Red赤、G=Green緑、B=Blue青)を均等に混ぜ合わせた色ということで、“調和”を表す色なのだとか。
今上天皇もフランシスコ教皇も、“白い装束”で世界の“調和”と“平和”を祈ったのでありましょう。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。