- 20.03.02
BARBERの深みへ
BARBERが人気だ。オトコの行きつけという、一種オスの持つ縄張り意識を上手く刺激するような打ち出し方に、世の男性諸氏が飛びついたというカタチか。
加えてオスの持つ狩猟本能がもたらす狩猟道具への憧憬を、刃物という同じエッセンスを放つシザーズ(鋏)やレザー(剃刀)といった理容師の道具に向かわせ、カッコイイと思わせたのも一因か。
いずれにせよ、昨今のバーバーブームを先行するカタチで起こったラギッド(トラッドにワークウエアやウエスタンの要素を取り入れた無骨なスタイル)という、メンズファッションの流れが大きかったのかもしれない。そう、まさに世の男はオトコが強かった頃の幻想を求めていたし、その幻想に浸れる場所をも求めていた。
世の中にそういった気運が充満したところに、満を持して登場したのがロンドンスタイルやニューヨークスタイルといったオーセンティックなBARBER STYLEだった、といえよう。
ということで、どちらかといえばイメージで先行していたかのようなバーバーブームに対し、つかみはOKとばかりに、過日、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)で行われた『メンズヘア フェス』という理容科のプログラムでは、イメージ先行ということよりも、理容の仕事という実のある内容でアプローチ。
ゲストには、メンズヘア界で今を時めく『JUNES HARAJUKU/古庄真也さん』『GOALD/根本健太郎さん』『THE BARBER/中村沙耶さん』という本学卒業生を迎え、イメージだけで勝負できる彼らに大いに語っていただくステージを展開。よりバーバーの深みへと誘(いざな)うフェスティバルのようでありました。
最初はカッコイイとか憧れといったものから、軽い気持ちで足を踏み入れた世界に、気づけば身も心もどっぷり浸かっていた、などということは良くあるハナシ。今後も本学ではこうしたプログラムを数多くご用意しますので、コロナが収束した暁には是非お出でいただき、理美容の世界にどっぷり浸かって欲しいものであります。いい湯加減ですよ、なんちゃって。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。