- 20.05.26
109はかつて...
アウトドアがブームなのだそうだ。
なかでもソロキャンプ(一人キャンプ)がここのところの流行りらしい。ここ数年来、北欧スタイルを取り入れたファミリーキャンプもしくは大人数キャンプが人気を博しているそうだが、ここにきてブッシュクラフト(なるべく生活用具を現地調達の材料で自作する)といったスタイルを取り入れたソロキャンプも注目されているのだそうだ。
ただ、コロナ禍による自粛要請でそのブームも鳴かず飛ばずの感があるが、密閉・密集・密接という『三密』を避ける条件を高レベルでクリアしていることから、コロナ禍でのレクリエーションにピッタリ。『緊急事態宣言』解除の暁にはソロキャンプ人気に火が点くのでは、との懸念も…。だって、いくらソロとはいえ大ブームになっちゃうと三密保てないでしょ。想像して下さい、キャンプ場にソロキャンパーがうじゃうじゃいる図を…。
それはさておき、現在のアウトドアブームでは、前述のように北欧などヨーロッパ発のブランドや日本発のドメスティックブランドも人気のようだが、かつてはアウトドアブランドといえば『MADE IN U.S.A』一択、♪カモン・ベイビー・アメリカだった。とりわけ『L.L.Bean』(エル・エル・ビーン)というU.Sブランドが一世を風靡、本場のアウトドアライフというものの指南役を担っていたように思う。当時風に云えば「L.L.Beanが僕らの先生だった」。
このL.L.Bean、もともとアメリカでは通信販売がメインのブランドだったが、バブル期に起ったアウトドアブームの際には日本各地に直営店を出店、隆盛を極めた。その後ブームが去ると(日本人は飽きっぽいからね…)、日本での展開を見直したものか経営規模を縮小したようで、現在では、また元の通販メインの販売形態に戻ったようだ。
何はともあれ、そのL.L.Bean、実はバブル期以前はアメリカ本国でのみ販売されていたものか、日本で手に入れるには英語での通販取引(今は簡単だけど、当時は…)が必要で、なかなか手に入らない通なブランドだった。
が、たぶん日本で唯一『L.L.Bean』を正規輸入販売していた店があった(並行輸入ものなら他にあったのかもしれない)。店の名は『ソニープラザ』、輸入雑貨の店だった。当時、東京では銀座のソニービル地下、それに渋谷の『ファッションコミュニティ 109』地下階にあった店舗のみでL.L.Beanを販売していた。
この『ファッションコミュニティ 109』が、何を隠そう現在の『SHIBUYA 109』の前身で、今やマルキューはティーンエイジャー・ファッションの聖地といえる存在なのだが、かつてはアウトドア系ファッションを指向するヘビーデューティ派の聖地でもあった、というオハナシ。
本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の渋谷校にお越しの際には、そんなレキシに想いを馳せつつマルキューを見上げて欲しいものであります。というわけで、40年近く前の、ワタクシの記憶の中にあるオハナシでありました。
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