ここのところ、来年度に発行する本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）の『2022 学校案内』に掲載する学生の撮影を行っているのでありますが、過日、国分寺校の学生撮影をした際、空き時間を使って校内をぶらパチ（ぶらぶらしながら写真を撮ること）しました。

　今年はコロナ禍の影響で、学校関係の行事は殆ど中止。いつもなら学校行事をパチリするので、その際にワタクシめの顔を覚えておいてくれる学生もチラホラいるのでありますが、今年はそんなワケでワタクシめが誰なのかを知る学生もごく僅か。

　なので、いつものような最高のリアクションは期待せずに、それどころか何なら「怪しいオヤジにニヤニヤされながら写真撮られた…」などと通報されやしないかビクビクしながらぶらパチしたのでありますが、豈図（あにはか）らんや多くの学生がピースで応えてくれて、改めて国際文化生の人懐っこさに感じ入り、よくぞここまで「飴ちゃん買ってあげるからついておいで…」などと誘拐されずに大きくなった（泣）ものだ、と神に感謝した次第。あ、ワタクシ仏教徒だったっけ…（笑）。

　誰が云ったか、人懐っこさは接客業にとって最強の武器。ただ悲しいかな、人は何かに躓（つまず）くと、自分の持つ武器を忘れてしまうもの。きっと彼、彼女らは就職すると、いろいろなことに躓き、自分の武器のことなどすっかり忘れるに違いない。でも何とか気分転換などを図り、自分の魅力、自分の武器に思いを巡らせてほしいものであります。

　そう、初心に返って、学生の頃の笑顔を思い出すことが肝心かと…。