- 20.11.13
プロのスピード
プロとアマチュアの差は何か。
まぁいろいろあるのだろうが、例えばスポーツの場合なら一つに圧倒的なスピードの差というのがあるに違いない。
例えば野球。草野球で140kmのストレートを投げ込んだら、それがたとえど真ん中であったとしても三振の山を築いて何なら完全試合すら達成するのかもしれないが、プロ野球で140kmのストレートをど真ん中に投げ込もうものなら、三者連続バックスクリーン(岡田・掛布・バースが放った伝説の三者連続ホームランのことね)並みにメッタ打ちされるに違いない。もっともソフトバンクの千賀のように140kmのおばけフォークならど真ん中でも無双できるのだろうが…(野球に興味ない人ゴメンナサイ!)。
それはさておき、考えてみればスポーツに限らず、それがどんな分野であったとしてもプロと呼ばれる人と、そうじゃない人との差は、スピードだったりするのだと思う。それがモノを作る職人ならば、完成品の仕上がり具合もさることながら、やはりプロは作るスピードが圧倒的に速くて、その上仕上がりも申し分ないに違いない。
例えば、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の『特別授業』にお招きするカラーリストの方々も、もの凄いスピードで毛束をミリ単位で正確に分け取っていくウィービングや、これもありえない速度でカラー剤を塗った髪をアルミホイルに包んでいくホイルワークを学生に披露して驚嘆の声を挙げさせているが、これなどまさにプロのスピードというべきもの。さしずめ160kmのストレートか…。
斯様に、プロとアマチュアの差は圧倒的ともいえるスピード差だったりするわけだが、先週末の土曜日、本学で行われた国分寺校の『トライアルレッスン』を見ていて、つくづくプロとアマの差というものを考えさせられた次第。
この日、国分寺校では『まつ毛エクステンション』と『ワインディング』、それにカラーコーディネーター秋元未奈子先生を講師に迎えたデモンストレーション形式の『パーソナルカラー』の模擬授業が展開され、参加された皆さんは技術系授業では美しい仕上がりを、デモンストレーション授業では個々人の持つパーソナルカラーの見分け方を教授されておりました。
ただ、如何せん技術スピードや判断スピードは、セミプロともいえる学生と比べてみてもまだまだキャッチボールレベルの球速で(あたり前田のクラッカー!)、やはりプロのスピードは「スゲェなぁ…」という認識を新たにしたトライアルレッスンでありました。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。