- 21.01.12
人と成る
今年も1月11日(月)に『成人の日』を迎え、全国の新成人122万人がそれぞれ自治体の催す式典やら集いやらイベントに参加する予定だったハズ。
ところが、このコロナ禍の中、感染拡大が収束どころか局地的に『緊急事態』が再宣言されるなど、状況は悪化の一途を辿り、全国の自治体は式典などイベントの中止を余儀なくされたり、またはオンライン配信でのイベントに切り替えたりと、その対応に追われたようでありました。
とはいっても、感染拡大が全国一律ではないように、イベントの変更度合いも一律ではないようで、かなり格差があった模様。本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)ではちょうど2年生(132期)がこの新成人世代で、学生の多くは首都圏在住のために同世代のなかでもこの成人の日にコロナの影響を最も受けた新成人だったに違いない。これ、今は残念かもしれないけど、何年かするとオイシイはなしになったりしますよ…。
それはさておき、そんな2年生が昨年末にこんな授業を受けていましたのでご紹介。
授業は『選択授業』の着付。この授業、選択科目なので好きな人だけ受けるというもので、手前味噌ながらサロンに初出勤したその日からお客さんを担当できるというレベルにまで着付技術が身につけられるというもの。
で、この授業、実際に自分で着物を着てみなければ着心地の良い着付けはできないということで、折々に授業の中できものを着る機会が設けられているようでありますが、締めくくりとなる最後の授業で、きもの着用での和室の立ち居振舞いが荘司校長先生より教授されておりました。
人にとって成人したという節目は確かに必要かもしれませんが、一方で何を学んで成人したかが問われるところ。否むしろ、人は20年といわずその生涯を通じ、人と成るためにさまざまなことを学ばなければならないのかもしれません。
そういう意味では、ワタクシなどは歳だけ食って、成人するにはまだまだ程遠いのでありましょう。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。