- 21.01.14
ハジメの一歩
ヘアメイクが人気だ。
20年程前、人気スタイリストがカット対決する『シザーズリーグ』というTV番組があった(本学の校舎でも収録が行われましたよ)。
この番組を皮切りにカリスマ美容師ブームが巻き起こり、そのさなかキムタク(木村拓哉)が演じる美容師を主人公にした『ビューティフルライフ』というTVドラマが放映されるや、カリスマ美容師にとどまらず美容業にも注目が集まり、当時の高校生の就きたい職業ランキングNo.1に美容業が輝くというオマケまでついた。
あれから20年。思えばあの頃から俄然ヘアメイクさんへの人気が高まったようで、今でも本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)を志望してくれる皆さんの中には、少なからずヘアメイクになりたい人がいる。たぶん俳優さんや芸能人を担当するヘアメイクさん、はたまたヘアメイクさんから芸能人になったIKKOさんなどに抱くイメージから、業界への憧れを募らせた寸法か。
そんなヘアメイク人気の稚拙な分析はさておき、ヘアメイクになるために、どうしても身につけておかなければならないのがアップヘアとメイクアップの技術。トータルビューティを謳う本学のカリキュラムでは、通常の授業でもこの2つの技術をマスターするカリキュラムを用意しているのだけれど、さらにスキルアップしたいという学生のために『選択授業』や『課外授業』というプログラムを用意して、多様化する現代の理美容業のシステムに対応している次第。
というわけで、先日その『選択授業』の中の『メイクアップ検定』という『日本メイクアップ連盟』(MSOJ)※ の主催するメイクアップ検定2級取得を目指す授業の、まさにその2級の検定試験が行われておりましたのでパチリ。
検定に臨む学生は、コロナ禍での実施のため、マスクにフェイスガードを装着しての施術で、幾分やりにくそうではありましたが、自身の夢に向けて着実に努力を重ねる真摯な姿がとても印象に残った検定試験でありました。
もちろん、この受験生の全員がヘアメイクを目指しているわけではないのでしょうが、きっとこの中の何人かは将来、俳優さんや芸能人のヘアメイクさんになっているのでありましょう。まさにこの検定試験、夢に向けたハジメの一歩を踏み出した瞬間だったのかもしれません。
※『日本メイクアップ連盟』(MSOJ)は、『kawaii選手権』などを主催して日本文化を広く海外に発信するなど、ワールドワイドな活動を展開している日本を代表するメイクアップ団体で、本学はその認定校。ちなみに同団体の検定3級は、通常授業で取得します。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。