- 21.03.05
シケンノハナシ
試験、しけん、シケン…、なんとも逃げたくなる響きだ。
歳をとると身体の衰えが切実となり、若返りたいと思ったりもするが、できれば人生の通過儀礼ともいえるさまざまな試験を全クリアしている年齢に戻りたいものだ。入学試験に入社試験、はたまた国家試験などと、自分のその後の人生を左右してしまうような試験なんて、もうまっぴら御免だ。
試験の「試」も「験」も、ともに「ためす」という意味があるようで、ある意味、試験は「ためす」を二度使いした強調表現ともいえ、相当に強く「ためされている」ということがうかがえる。
モノゴトを記憶したり習得したりしたことが、本当に身についているかどうかを確認されているのが試験で、本人が身についたと云っても、それを疑ってホントかウソか確かめるなんて、酷く失敬なハナシだ。「俺を信じてくれ!」と叫んでも何も聞いてもらえない。
挙げ句の果てに「サザエさんのカツオ」みたいに、悪い点だったテスト用紙を隠し、それをタラちゃんに見つかって「カツオおにいちゃんなにかかくしてますぅ」とか言って密告されたりして「バカもーん!」と波平に叱られたりするのも、ホントに詮無(せんな)いことだ。
だから、試験のある年齢には戻りたくない。一度で充分だ。まぁ、人生は二度無いから安心したまえ(自分に言ってます…)。
とまぁ、あまり勉強はしなかったが一応は受験戦争をくぐり抜けてきたワタクシたち世代というか、ワタクシの戯言はさておき、先日の『三学期末実技試験』に引き続いて行われた本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)1年生(134期)の『期末学科試験』をパチリしたのでご紹介。
テスト用紙を前に奮闘もしくは思案顔の学生を見るにつけ、ワタクシの試験に対するニガニガシイ思いが蘇った次第。
一方で、2年生(132期)は今週末の日曜日(3月7日)に『国家資格試験』(学科試験)を控え、只今、試験勉強ラストスパート。もう少しでこの試験地獄から開放されるので、なんとかガンバって欲しいものであります。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。