1月10日は、全国的に『成人の日』。

　今年はコロナ禍の影響で、密集を避けるため式典を少人数制で複数回開催したり、苦渋の選択で中止にしたり、はたまた昨年中止にした分も併せて開催したりと、自治体によってその対応もさまざまだったようであります。

　なにはともあれ、全国120万人の新成人の皆さま、おめでとうございます。

　本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）の2年生（134期）も、多くがこの日に『成人式』を迎え、各々の自治体の催す式典に参加したりしなかったりしたようであります。

　かつて（コロナ禍以前）、国際文化では成人式のお支度に赴く教職員の助手として、1年生の希望者がお支度の現場に参加するのが慣例となっていましたが、今は昔、感染リスクの観点から学生のお支度への参加は見合わされて教職員のみの派遣となり、1年生にとって貴重な現場実習の機会が失われているようであります。

　写真は、昨年11月に行われた2年生（134期）の『成人式撮影会』の一コマで、これは2年生全員が男子は羽織袴に女子は振袖を着て記念写真に収まるというもの。本学では、事あるごとに日本の伝統装束であるきものに接する機会を設けていますが、この『成人式撮影会』もその一つ。

　将来、職業としてきものに携わる携わらないは別としても、経験としてきものに触れる機会をより多く持つことは、真の国際人としてとても有意義なことと思われるのでありますがこれいかに。