- 22.04.04
ヘアスタイルの限界点
世界でも指折りのファッション発信地、原宿や渋谷を歩いていても、思わず二度見してしまうほどの突拍子もないヘアスタイルには、なかなか出会えないものだ。
ごく稀に、自分の意に添わないカタチですごいヘアスタイルになっちゃっているホームレスの人を見かけたりもするが、自分の意志でオドロキのヘアスタイルになっている人というのは、意外に少ないものだ。
和服や洋服など、衣服ならすぐに着替えれば済むからか、たまに突拍子もないスタイルを見かけたりもするが、ヘアスタイルとなると、そうおいそれとはスタイルチェンジできないので、奇抜なものが少ないのに違いない。ならば、ウィッグ(かつら)で…と思うが、そこまでして奇抜なヘアスタイルを楽しみたいという人は少ないのだろうし、第一キバツなウィッグを探すのも一苦労なのだろう(売ってないかも…)。
ところが、ウィッグ(髪のある人頭人形)のヘアスタイルを自由に創作していいとなると、ハナシは別のようだ。
過日、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の『美学』で行われている『ウィッグアート』という、「使い古したウィッグを再利用してヘアスタイルやメイクでアートしよう」という授業で誕生した作品が出揃い、評価が確定したというので評価の高かった作品をパチリ。
学生の発想はホントに自由で、パチリしながら「こんなスタイルをした人が街に出没したら、さぞかしオモシロイだろうなぁ…」とニンマリしつつ、どれくらいのスタイルまでが社会に受け入れられるものか、ヘアスタイルの限界点に思いを馳せるワタクシでありました。
きっとこんなヘアスタイルがフツウに受け入れられる世の中であれば、軍事侵攻や戦争、ジェノサイド(大量虐殺)も起こらないのでありましょうが…。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。