『体験入学会』で技術体験を通じて自身と理美容業とのマッチングを図り、『学校見学会』で今度は学校とのマッチングを図る。

　自分の進学すべき分野とのマッチングを二段階に亘って図れるというのが、この二つの『オープンキャンパス』。念には念を入れてということなのだろうが、世の中、やってみなけりゃ分からないことばかり。

　人は、失敗しないように用心深くなるものだろうけど、石橋を叩きすぎて壊してしまっては元も子もない。いったい失敗のない人生を歩んだ人がこの長〜い人類史上に存在するのだろうか。失敗、上等！の精神で本能の赴くまま突き進むのも、結果はともあれ良き人生なのではないだろうか（ちょっと無責任ね…）。

　とはいえ、失敗した時の被害を最小限に留めたい、と思うのもまた人情。だから保険会社の経営が成り立つのだ。

　否むしろ、人生の岐路に立った時こそ、失敗のことばかり考えず、ここは一つ成功のことを考えるポジティブシンキングが必要なのかもしれません。

　先週、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）で開催された『学校見学会』には多くの参加者のみなさんが訪れ、何やら思案顔で在校生の様子を眺めているようでありました。さて、あなたはネガティブ派？ それともポジティブ派？