国際文化理容美容専門学校

渋谷校/国分寺校
厚生労働大臣指定
MONTHRY ARCHIVE
  • 23.02.07
  • 4年後の景色

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 本学国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)は、創設者の武市猛雄先生が1953年(昭和28)に東京都渋谷区円山町に校舎を設立以来、この地『渋谷』とともに歩んできた。

 この間、東京都国分寺市に新校舎(現在の国分寺校)を設立したり、渋谷区神泉町・円山町界隈に校舎を増設したりと、さまざまな変化を遂げてきた。

 今年(2023年)、本学は創立70周年を迎えるが、奇しくも渋谷のシンボリックな存在の一つだった『東急本店』が1月31日の営業をもって閉店し、55年の歴史に幕を下ろした。

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 同店は、1967年11月にオープン。都内屈指の高級住宅街『松濤』(しょうとう)を背景に、駅ビルだった『東横店』との差別化からか、高級ブランドの品揃えが豊富だった。89年、同敷地内に隣接オープンした複合文化施設Bunkamura』とともにハイセンスなファッションや文化を提供してきたといえる。

 本学・渋谷校は、この『東急本店』が目と鼻の先。

 渋谷校の最寄駅は、京王井の頭線『神泉駅』なのだけれど、『渋谷駅』からも徒歩圏内(徒歩8分)で、『渋谷駅』から徒歩で通学する学生も多い。

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 『渋谷駅』から渋谷校に至るルートは、大きく二つある。一つは渋谷駅構内から直結している「マークシティ」を抜けて「道玄坂上」を経由するルート。そして一つは「スクランブル交差点」を抜けて「109」前を通過、もしくは「109」脇の地下鉄出入口から出て、『東急本店』南端をかすめるルート。

 二つ目の「スクランブル109本店」ルートはアップダウンもなく平坦なので、利用する学生も多いハズ。で、このルート「109」を過ぎると正面に『東急本店』を見て進むルートなので、この道を使う学生は、2年間ほぼ毎日『東急本店』を眼にすることになる。卒業生を含めるといったい何人の学生が『東急本店』の姿を記憶に刻んだのだろう。「閉店」のニュースは、そんな彼らの琴線にも触れたに違いない。

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 『渋谷駅』周辺は、100年に一度といわれる再開発が進んでいる。そして「渋谷」という街は生まれ変わろうとしている。閉店した『東急本店』跡地には、かの「ルイ・ヴィトン」グループが参画する高層複合ビルが建設されるそうで、高級ホテルも入って海外観光客のインバウンドを狙うのだそうだ。

 その「複合ビル」に百貨店が入るかどうかは未定とのことだが、2027年にはニューオープンするのだそう。

 4年後、渋谷校に通う学生は、いったいどんな景色を見ながら通学するのでありましょう。そしてワタクシたちは、いったいいつまで『東急本店』の姿を記憶に留めておくことができるのでありましょうか。

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