- 24.11.25
勘が頼り
[アップスタイル]をつくるのに欠かせないものがある。
まずは[手]、これはあたり前田のクラッカー。それに[コーム]に[ブラシ]に[アメピン]、[Uピン]、[黒ゴム]、[スプレー]、[整髪料]といったところか。それから忘れちゃいけないのが[スキ毛]。
[スキ毛]は、髪をアップにまとめる際、ボリュームをもたせるために髪の中に隠し置く[詰めもの]のことで、あのモジャモジャのやつだ。
大きな塊で売っているので、適宜、つくりたいスタイルの大きさに合わせ[ちぎり取って]使うのが常。キモは、ちぎり取った[スキ毛]を[ちょうどいい大きさ]、[ちょうどいい形]、[ちょうどいい固さ]に丸めるところで、これは[目分量]なのでどう考えてもムズカシイはず。
世の中、何がムズカシイって、決まりのない[目分量]ほどムズカシイものはないわけで、料理番組で「塩を小さじ一杯」じゃなくて「塩を適当にババっと」なんて言われちゃうと、高血圧者続出!てなことにもなりかねない。
[目分量]は、すべて経験に基づく[勘]が頼り。まさに職人仕事の[極み]だ。
考えてみれば、[アップスタイル]も[カットスタイル]も、およそ[ヘアスタイル]を形づくるのは[目分量]。つまり[勘が頼り]なわけだから、[理美容師]さんたちのスゴさがわかろうもの。
人の頭の形や髪質は三者三様、十人十色、百人百様、千差万別。それぞれに合わせ、プラスそれぞれのご要望に添わせてスタイリングするわけだからイヤハヤ大変なのである。
そうそう[スキ毛]のハナシ。
[スキ毛]を形づくる[難しさ]はご理解いただけたと思うが、その[スキ毛]の扱いを、な、な、なんと本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の『トライアルレッスン』で、参加者の皆さんに[体験]してもらっていたのでビックリ。
でも考えてみれば、なるほど[スキ毛]づくりは[アップスタイル]の[土台](ベース)になるわけだから、[理美容技術]の[基本]を体験してもらう『トライアルレッスン』で体験してもらわない手はない。
そんなわけで、過日行われた『トライアルレッスン』では、[ヘアアレンジ]という授業のなかで[アップスタイル]の基本、[スキ毛]を使ったスタイリングに挑戦。参加者の皆さんは、恐らく初めて扱う[スキ毛]に四苦八苦している様子でありました。
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