- 25.03.11
さよならを越えて
「♪セプテンバー そして9月は セプテンバー さよならの国〜」
と歌ったのは竹内まりあ。
儚い夏の恋が終わって別れが来るのは9月で、進級・進学でクラスメイトと別れるのは3月。ここ日本では新学期が4月スタートだから、必然、3月は［進級］や［卒業］のシーズンで［別れ］の季節になる。日本は晩夏（9月）と早春（3月）が［さよならの季節］なのだ。
先週末、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）でもご多分に洩れず『LINE CUBE SHIBUYA』で『卒業式』が行われ、140期生が本学に［別れ］を告げた。
新入生を迎えて、卒業生を送り出す。
学校で繰り返される日常だが、［迎える喜び］と［送る悲しみ］は、何度繰り返そうとも変わらない。
本学・荘司礼子理事長（校長兼務）は
「2年間、よくやってこられました。皆さんの頑張りを讃えますがこれは皆さんを支えてこられた周りの方々のおかげもあります。今後は、本校の校是『つくす心』を胸に周りの人を助けられる人になったください。そして困った時には学校を頼ってください。学校はいつでも皆さんをお支えします」と惜別の辞を述べて送り出し、
卒業生を代表した岩柳めいさんは
「この2年間でさまざまなことに挑戦でき、自分の限界を少しずつ広げられたことは、かけがえのない経験となりました。家族や先生をはじめ支えてくださった皆様、本当にありがとうございました」と、別れの謝辞を述べた。
卒業生は、新たな［所属先］で新たな一歩を踏み出し、学校は［新入生］を迎えて一歩を踏み出す。在校生は2年に進級し［クラス替え］した新たな仲間と一歩を踏み出す。そして9月に別れた恋人たちは、新たな人と出会ったり出会わなかったりして歩み出す。
ともに［さよならの季節］を越え、［新たな生活］が始まります。
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