- 25.06.16
道具はトモダチ
[技術]というのは、結局のところ[道具]の使い方なのだと思う。
[道具]を使わない[手と指]だけの[技術]というのもあるにはあるようだが、多くは[道具]の使用を伴った[技術]というのが大半で、これぞホモサピエンスをホモサピエンスたらしめる所以か。
例えば、我らが大谷翔平の[ベースボール]は、プレーを楽しむのに[バット]と[グローブ]、それに[ボール]が必要で、細かく挙げればもっと必要だが、いかにホームランを量産するかは[バット]のスイングスピードやスイング軌道、それに[ボール]のヒットポイントに懸かっているに違いない。
これ全て[バット]の使い方、ひいては[道具]の使い方に他あるまい。
例えば[ヘアカット]。
これには[シザース(鋏)]や[コーム(くし)]に[スプレイヤー(霧吹き)]、場合によっては[レザー(剃刀)]や[クリッパー(バリカン)]が必要で、ヘアスタイルを素敵に仕上げるには、例えば[シザース]なら[刃の角度]や、コームなら髪の[引き出し角度]や[スライシング](髪の分け具合)が重要。
これも、すべてが[道具]の使い方なのだ。
まだまだ[理美容]の世界には使用する[道具]が沢山あるので、そのすべてを使いこなす[技量]を習得するのは至難の技。イヤハヤ理美容師さんにはアタマが下がるのである。
ところで、そんな[道具]たちとの[遭遇]を果たせる機会ともいえる『理容体験入学会』がおもに月一の土曜日、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の渋・国両校で行われていて、[理容]に興味を持つ、あるいは[理容師]になりたい皆さんが集っている。
本学で学生が使用する[道具]は、手前マルコメ味噌だが[一生モノ]の[ホンモノ]ぞろい。その[プロ仕様]の[ホンモノ]を使っての[技術体験]ができるのだから、そりゃ[体験入学会]に参加しない手はないのではないか。
在校生も加わって行われる[技術体験]は、担当教員の指導や在校生のサポートのもと[シザース]を用いてのカットや[レザー]を用いてのシェービング、それに[ドライヤー]を用いてのブローや[クリッパー]を用いての刈り上げなどが行われ、[道具]の[感触]をじっくり味わうかのように[技術]に向き合う姿が印象的。
これから[一生の友]ともなりうる[道具たち]との遭遇を果たす皆さん。また一人、[道具]の魅力に取り憑かれ、多くの理容師さんよろしく道具に強いコダワリを持つ技術者が誕生するかもしれません。
[道具はトモダチ]なのであります。
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東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。